脳のメカニズム

思い遣り

スキンシップが決め手?!心のバランスを司るセロトニンとは!


セロトニンとは、50種類以上存在する神経伝達物質の中でも特に重要な役割を果たすものの一つで、ノルアドレナリン、ドーパミンと並んで「三大神経伝達物質」とも呼ばれています。


ノルアドレナリンは怒りや興奮などの感情を司り、ドーパミンは意欲や好奇心などの感情を司りますが、
これらの暴走を抑えて、心のバランスを保ち精神を安定させる役割を担っているのがセロトニンです。


「幸福・共感ホルモン」とも言われていますね。


神経伝達物質の働きのバランスを取り、心を安定させる働きを持つセロトニンですが、
不足することで起こる症状も多岐にわたります。


セロトニンは、怒りや興奮などの感情を司るノルアドレナリンと意欲や好奇心などの感情を司るドーパミンの暴走を抑える役割を担っているため、
不足すると、心のバランスが崩れて精神が不安定になったり、感情にブレーキをかけられなくなってしまいます。


またセロトニンは睡眠ホルモン「メラトニン」を生成するための材料にもなるため、
寝つきが悪くなったり夜中に目が覚めてしまったりと、良質な睡眠にも影響が出てしまいます。


さらに、セロトニンが不足すると何に対してもヤル気が起きなくなったり、無気力になる、他人との関わりを無意識に避けるようになってしまいます。


うつ病などの精神疾患には様々な原因が考えられますが、慢性的なセロトニン不足もその大きな原因の一つであると考えられていて。
ある調査では、うつ病で自殺された方の脳を調べたところセロトニンとノルアドレナリンが著しく少なくなっていたという結果も報告されています。


多岐にわたる症状ですが、その原因は”ストレス”。
現代人には慢性的にセロトニンが不足している人が多いと言われていますが、
セロトニン不足の原因はストレスが多く生活リズムが不規則になりがちな現代人のライフスタイルにあると言われています。


セロトニンの分泌を多くするには、
朝起きたら太陽の光を浴びる。一定の動き(リズム)を継続する運動を行う。 食事をよく噛む。があげられますが、
特に効果的なものは”スキンシップ”です。


人はスキンシップで安心や癒しを感じたりするのですが、この行為でもセロトニンの分泌は増加します。
親子や恋人同士でのスキンシップは特にセロトニンの分泌を促し、またストレスに強くなる効果もあると言われています。


あ~なんか今日は疲れていると感じたり、今日はリラックスして回復したいとき、
ご両親に抱っこされた記憶や、恋人と手を繋いだ記憶を思い出してみては如何でしょうか!